私は今まで、ほとんど過去を振り返らず、ただひたすらに前を向いて、課題の「理想や目標」を追いかけて生きてきました。
そうしましたら「光陰矢の如し」と言いますが、時間がたつのは早いもので、人生は「あっ!」という間に終盤を迎えていました。
私は今、70歳の古希を過ぎて、人生を振り返って思うのは、
人生は生まれてから終盤の今に至るまで、
自分の「欲求」を動機とした「行動」が「結果」を作り出しており、
その全てが因果応報(原因と結果の法則)で繋がっていて、
毎朝テレビで見る朝ドラのようなドラマになっている、ということです。
つまり、人生は、
「生」→欲求→行動→結果→欲求→行動→・・・欲求→行動→結果→「死」
そして、この「生」から「死」に至る人生の過程(運命)は、予め全て決められたうえでこの世に「生」を受けたのではないか、
無数にある人生の過程(運命)の中から、どの人生の過程で「生」を受けるのか、は自分の意思(魂=欲求)が選んだのではないか、と直感しています。
また、アインシュタインの特殊相対性理論(E=mc²)から、エネルギー(見えない)が物質(見える)に変化したり、物質がエネルギーに変化することはありますが、
物理学上「無」から「有」は生まれませんし、「有」から「無」も起こり得ないため、現世の私が存在すれば、前世の私も来世の私も存在する、と私は思います。
このため、私が死んだら「無」になるのではなく、目には見えないエネルギー(魂=欲求)に変化して存在し続け、長い時間の経過とともに、再び新たな肉体(物質)に生まれ変わる(輪廻転生が起きる)のではないか、と思います。
この宇宙は、時間と空間という入れ物の中に物質とエネルギーが常に変化しながら存在するという構造(諸行無常、諸法無我)になっていますので、死後の輪廻転生は、物質とエネルギーが存在する限り永遠に繰り返すのではないか、と私は考えています。
そして、原因と結果の法則は、前世→現世→来世の関係にも適用され、現世の私の行動が来世の結果になるのではないか、と考えています。
私の人生を振り返ってみますと、
私の人生は失敗の連続でしたが、なぜ失敗したのかを自己分析し、ほとんどの失敗の根本原因を解明して再発防止に努めてきたのが私の人生です。
例えば、最近の失敗で最も大きかったのは、社会保険労務士事務所の開業失敗です。
失敗した当初は精神的に混乱してしまい、原因がさっぱり分かりませんでしたが、失敗を冷静に受け止められるようになったら、根本原因と対策がはっきりと分かるようになりました。
私は既に人生の終盤を迎えていますので、もう再挑戦するだけの元気はありませんが、もし生まれ変わったら、今度こそは、社会保険労務士事務所で開業成功する自信があります。
そこで、私の人生最後の成果物として、社会保険労務士事務所開業失敗の反省から学んだことを、ウエブサイト「社会保険労務士/社労士定義」にまとめました。
私は恐らく、人生の終盤で、社労士事務所の開業を失敗することによって、
神様から、このウエブサイトを作成することが「私の使命」として与えられ、この世に「生」を受けたのではないか、と直感しています。
自分の使命を果たした今、これからの余生は、自分の課題についてはあまり考えず、心穏やかにのんびりとスローライフを楽しみたいと思います。
追伸 : それにしても、人間の心は脳にあって、心は脳細胞を流れる電気信号であることを証明するこのニュースは、私の生命観を大きく揺さぶるもので、大変驚いています。
つまり、人間という「生命」も、結局物質とエネルギーの構造物に過ぎないということだと思います。
社会保険労務士や社労士受験生の方のご健闘をお祈り申し上げます。
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