社労士開業失敗の反省から学んだこと

社労士とは何か、定義、開業成功社労士の業務、起業とは何か、開業準備の全体像、顧問先を着実に開拓できる仕組み、他

社会保険労務士開業の基礎

 これは社会保険労務士の独立開業に限らないと思いますが、一般にビジネスの開業成功を実現するためには、

 1)ジェネラリストとして弱点がないバランスが取れた「5つの総合力」
 2)専門家として強いニーズがあって自信と責任を持てる「良い商品」
 3)着実に継続的に「商品が売れる仕組み」

の3つが重要だという話をしたいと思います。

 近所の本屋等で、一般的な起業開業に関する本を立ち読みしてみますと、いたずらに難しく法的手続きについて解説している本が目立ちますが、

 起業開業に関する法的手続きは簡単ですので、そのような本を読んで、起業開業に関する法的手続きばかりに気を取られないようご注意ください。

 そして、営業の重要性だけを強調して「営業力がない社会保険労務士は開業成功できない」などと言いますが、これは「社労士開業準備の全体像」をハッキリ描けていない者の典型的な言葉で、適切ではないと思います。

 なぜなら、営業経験がなくそれほど営業力がない社労士であっても、開業成功者は多数存在すると思いますし、多くの社会保険労務士が開業成功できない原因は、そもそも営業力だけの問題ではないからです。

 また、社会保険労務士事務所のWebサイトを作成すれば、楽して顧問先を開拓できるようになる、等と考えるのもとんでもない誤りで、その程度の考えでWebサイトを作成してしまいますと、あなた以外ほとんど誰も見ないWebサイトを作成してしまうのが現実で、やはりWebサイトだけの問題ではないのです。

 つまり、社労士が開業成功を実現するためには、営業力だけという単独の能力ではなく、また、情報技術力だけという単独の能力でもなく、

 正しくは、経営力、広告宣伝力、情報技術力、営業力、専門力という、ジェネラリスト(総合職=経営者)として弱点がないバランスが取れた5つの総合力がなければ社会保険労務士は開業成功できないのです。

 そうは言いましても、営業経験がない多くの社会保険労務士は、「社会的に強いニーズがある良い商品を開業準備すれば、その商品は売れる」と安易に考えがちです。

 そして、営業経験だけではなく、起業に関する知識や経験もない多くの社労士は、「何の商品を開業準備すれば売れるのか」と考えて、開業準備をしなければならない「商品」ばかりに興味を集中させてしまいます。

 しかし、「強いニーズがある良い商品を開業準備しなければならない」という考えは正しいのですが、「強いニーズがある良い商品を開業準備すれば売れる」という考えは誤りで、現実はそんなに簡単に売れるものではありません。

 その誤りの理由は、「 営業担当者として重要なこと」で解説します。

 この誤りは、営業経験がある社会保険労務士であれば大抵知っていることですが、起業や営業に関する知識や経験がない多くの社労士が、今までに開業失敗をしてきた典型的な誤りですので特に注意が必要です。

 つまり、社会保険労務士が開業準備をしなければならないのは、強いニーズがある良い「商品」だけではなく、あなたの社労士事務所が顧問先数ゼロから着実に継続的に成長発展できる「仕組み」も開業準備しなければ、あなたの開業成功はないのです。

 より具体的に言葉を変えて言いますと、社労士が開業成功を実現するためには、経営力、広告宣伝力、情報技術力、営業力、専門力という、ジェネラリストとして弱点がないバランスが取れた5つの総合力を整備したうえで、

 (1)事業主(顧客)が強く必要としている良い商品
 (2)顧問先を着実に継続的に開拓できる仕組み
 (3)顧問先との関係を維持・継続させる仕組み

を開業準備しなければならない、ということなのです。

 ただし(2)は、適切な顧客ターゲットを含めた仕組みで、先ずは(1)と(2)を開業準備できなければ、(3)を開業準備しても意味がありませんのでご注意ください。

 (3)については、毎月の給与計算と顧問先定期訪問、ニュースレターやブログ、メールマガジン等の発行で、顧問先の定例業務受託とコミュニケーションを絶やさないようにすることが大切です。

 社会保険労務士の業務や試験、開業等について、真実を知りたい方は、ウエブサイト「社会保険労務士/社務士が知るべき真実 」を参照してください。

 社会保険労務士や社労士受験生の方のご健闘をお祈り申し上げます。

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