社労士開業失敗の反省から学んだこと

社労士とは何か、定義、開業成功社労士の業務、起業とは何か、開業準備の全体像、顧問先を着実に開拓できる仕組み、他

社会保険労務士開業準備の全体像

 社会保険労務士は、信頼され好感を持たれる人格を有することを前提として、社労士事務所を開業するのであれば単なる専門家ではなく、

 社会保険労務士事務所の経営者であり、広告宣伝担当者(集客担当者)であり、IT担当者であり、営業担当者であり、経理担当者でもなければなりません。

 別表「社会保険労務士開業準備の全体像

 別表の「主な開業準備すべきもの」のうち、赤文字で書かれている開業準備すべきものは、私が考える特別重要な必須の開業準備すべきものです。

 社会保険労務士の人格の前提は、信頼できない社会保険労務士、好感を持てない社会保険労務士に、自分の会社の顧問をお願いしようと思う経営者はいないからです。

 社会保険労務士は、高度な知識や知恵を持つ専門家である前に、しっかりとした善悪の判断基準(善とは何か、悪とは何か、お金より大切なもの)を持ち、世間の模範となるような倫理観(道徳心)で信頼され好感を持たれる1人の人間でなければなりません。

 社会保険労務士事務所の開業に限らず、あらゆるビジネスは、顧客からの信頼と支持の上に築かれるものなのです。

 顧客からの信頼は、有言実行で、顧客の問題や課題を約束通り解決または改善し、いつでも誠実で、自信と責任感があることによって得られるものです。

 別表の「主な開業準備すべきもの」の他にも、例えば、社会保険労務士事務所名称、ロゴマーク、名刺、請求書、領収書、封筒、社会保険労務士事務所スペース、電話、FAX、パソコン、プリンター、社会保険労務士事務所印鑑、その他備品、等も「開業準備すべきもの」になります。

 社会保険労務士事務所は、別表の「主な開業準備すべきもの」等を組み合わせて連動する業務システム(仕組み)なのです。

 このため、社会保険労務士の開業準備とは、社会保険労務士事務所という業務システムを開発することに他ならないのです。

 これらのことを考えますと、他士業や一般の起業でも同じですが、顧問先を着実に「継続的に」新規開拓できる社会保険労務士事務所を開業するのは簡単ではなく、極めて難しいことなのです!

 世間一般では「社労士の試験に合格すれば開業なんて簡単だ!」「この商品があれば絶対売れる!」「この営業ツールがあれば絶対売れる!」「誰でもできるお手軽な週末起業」「社労士は1号2号業務ではもう食っていけない!」など、色々な根拠がない誤った情報が飛び交っていますが、

 起業、経営、マーケティング、コピーライティング、情報技術、営業、販売心理学、人事労務、給与計算、簿記3級、所得税法の原理原則の必須知識が無い人の言葉を鵜呑みにするのは大変危険ですので注意しましょう。

 そして、あなたは、起業、経営、マーケティング、コピーライティング、情報技術、営業、販売心理学、人事労務、給与計算、簿記3級、所得税法の原理原則の必須知識をしっかり整備して、誤った情報や粗悪な情報に騙されないようご注意ください。

 社会保険労務士の業務や試験、開業等について、真実を知りたい方は、

 ウエブサイト「社会保険労務士/社務士定義」を参照してください。

 社会保険労務士や社労士受験生の方のご健闘をお祈り申し上げます。

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