社労士開業失敗の反省から学んだこと

社労士とは何か、定義、開業成功社労士の業務、起業とは何か、開業準備の全体像、顧問先を着実に開拓できる仕組み、他

魂の存在と宇宙の意思

哲学的には、人間について心身一元論と心身二元論という対立する2つの考え方があると思いますが、私たちは心身二元論が正しいと考えるべきで、 これからの世界は、お金が世界を支配する「資本主義」から、利他の行動や思考が世界を支配する「利他主義」へと…

開業成功社労士と開業失敗社労士

開業成功社労士と開業失敗社労士は、開業当初から明確に異なります。 先ずは、その違いを比較しますと、 開業成功社労士は、開業後1か月程度で1~2件の顧問先を開拓し、その後もほぼ毎月着実に継続的に顧問先を新規開拓できる社労士です。そして、開業後…

社会保険労務士の「経営戦略」とは

戦略とは、元々は「戦争に勝つための策略」のことを言っていたようです。 それがビジネスの成功に応用されて、経営戦略になったのだと思います。 ビジネスの成功は、経営目標の実現によってもたらされますので、 経営戦略とは、一般的には、現状から経営目標…

社会保険労務士開業準備の全体像

社会保険労務士は、信頼され好感を持たれる人格を有することを前提として、社労士事務所を開業するのであれば単なる専門家ではなく、 社会保険労務士事務所の経営者であり、広告宣伝担当者(集客担当者)であり、IT担当者であり、営業担当者であり、経理担…

起業とは何か、何をすることなのか

これを知らずにビジネスを始めてしまいますと、どんなに良い商品を開業準備していても、ほぼ間違いなく、商品が売れずに廃業に追い込まれることになります。 大変多くの社会保険労務士が、顧問先をほとんど開拓できずに廃業に追い込まれてしまうのも、これを…

社会保険労務士の無限責任

今回は、前回の「事務指定講習の受講は止めよう!」では言い足りなかったことを補足します。 社会保険労務士事務所の「開業社会保険労務士(所長)」は、商法上の「個人事業主」に該当します。 また、「社会保険労務士法人」は、社員(出資者)を社会保険労…

事務指定講習の受講は止めよう!

社労士法等によりますと、連合会の事務指定講習は、厚生労働大臣の認定を受けて「2年以上の実務経験」に代えて実施するものですので、 実務経験がなくても連合会の事務指定講習を受講すれば、社労士試験合格者は社会保険労務士になれる、とされています。 …

社会保険労務士法第二条

社会保険労務士法第二条(社会保険労務士の業務)は、極めて複雑なうえに曖昧な条文ですので、要約して暗記をすることはできますが、社会保険労務士であっても、ほとんど誰も理解できない条文です。 このため、社会保険労務士とは何か、この問いに今までは、…

社会保険労務士とは何か、社労士の本質

社会保険労務士の試験科目であり専門知識でもある労働社会保険諸法令(社会保険労務士法第二条)の全体像は、 企業において、人事労務を規制する労働契約や労働基準、安全衛生等を規定すると共に、給与計算、労働社会保険の届出、就業規則の作成等についても…

社労士開業成功への9ステップ

<1>社会保険労務士試験に合格 <2>社労士の本質や開業に関する「正しい情報」を収集し、開業を決意 開業成功社会保険労務士の取扱業務や年収、開業準備の全体像、起業と は何をすることなのか、等の「正しい情報」を収集して理解し、絶対に開 業成功を…

社会保険労務士/社労士とは何か、その定義

社会保険労務士とは何か、その定義の仕方は無数にあると思いますが、分かり易くて「適切だな」と思う代表的な定義を整理してみました。 分かり難い社会保険労務士の説明や定義にうんざりしている方の参考になればと思います。 社会保険労務士とは、法令を遵…

社会保険労務士と給与計算の深い関係

社会保険労務士の受験勉強をテキストや過去問等で勉強していますと、給与計算という言葉が全く出てきませんので、 給与計算の実務経験がないほとんどの方は、 社会保険労務士と給与計算が深い関係にあるとは、全く想像ができないだろうと思います。 このため…

「死んだら無になる」は禁断の考え

私は高齢で既に人生の終盤を迎えていますので、最近は「死んだらどうなるのか」についてよく考えます。 その考えを整理しますと、基本的には「死後の世界はある」という考えと「死後の世界はない」という2つの考えが対立していると思います。 「死後の世界…

社労士開業失敗の反省から学んだこと

私は社会保険労務士事務所開業後、顧問先を全く開拓できずに、約2年半で廃業に追い込まれてしまいましたが、 今になって冷静に考えてみますと、私が社会保険労務士事務所の開業に失敗した原因は、社会保険労務士の開業について「自分は何を知らないのか」を…

社会保険労務士試験科目の全体像

社会保険労務士試験では、労働社会保険諸法令(試験科目)の「全体像」を問う問題は出題されない傾向があるように思いますが、 労働社会保険諸法令(試験科目)の「全体像」をきちんと整理できていなければ、社会保険労務士試験に合格しても「社会保険労務士…

開業成功社労士事務所での実務経験

社会保険労務士の実務は、労働社会保険諸法令(試験科目)を遵守した、企業における適正な人事労務や給与計算、労働社会保険の届出、就業規則の作成、という業務が主なものですが、 ほとんどの社労士試験合格者は、その業務の専門知識を保有していません。 …

社労士試験合格後「開業までの流れ」

今年の社会保険労務士試験は合格率が6.4%とのことで、合格者の人数が少ないと思いますが、 社労士試験にめでたく合格し、開業を考えている方のために、社労士試験合格後「開業までの流れ」を、ポイントだけ簡単に説明したいと思います。 1.先ず、ウエ…

社会保険労務士試験の特徴

社会保険労務士試験は、労働社会保険諸法令(試験科目)とその関連知識について、十分に「詳細な専門知識」を保有しているかどうか、社労士受験生の主に「理解力」と「暗記力」を問う試験になっています。 このため、社会保険労務士試験は、労働社会保険諸法…

開業成功社労士のウエブサイト検索抽出法

もし「開業成功社会保険労務士のウエブサイトだけ」を検索抽出できれば、 社会保険労務士法第二条(社労士の業務)を理解できなくても、開業成功社労士の取扱業務(商品)が、詳細に解明できると思います。 そうしますと、例えば、開業成功社会保険労務士は…

社会保険労務士とは何か

社会保険労務士試験の受験生は、今この時期に、社会保険労務士とは何か、その「定義」についてよく考えておきましょう。 私は、社会保険労務士を目的、専門知識、業務(仕事)の観点から、次のように定義できると考えています。 <定義1> 社会保険労務士(…

社会保険労務士試験終了後の過ごし方

もう限界まで、長時間の集中力が要求される社会保険労務士試験、本当にお疲れさまでした。 年に1度の社会保険労務士試験が終了しますと、結果の良し悪しがどうあれ、社労士受験生の方は、とにかくほっとしているだろうと思います。 そして、試験終了後1週…

社会保険労務士試験合格の要件

社会保険労務士試験は、テキストや過去問等をほぼ完全にマスターすれば、総得点で合格最低点は取れるようになりますが、特定の「未知の問題」1問に正解しなければ科目別最低点に1点不足して不合格になる試験です。 社会保険労務士試験は、何をどれだけ勉強…

善とは何か、悪とは何か、お金より大切なもの

人間は、自分の環境の中で「自分の欲求に基づいて行動や思考をする」生き物ですので、人間は本質的に原則「利己」なのだと思います。 ただし、本質的に利己的な人間(自己中)は「悪」でも「善」でもなく、 人間の利己的かつ害他的な行動や思考が「悪」なの…

社会保険労務士事務所の日常的な仕事

社会保険労務士は、日頃、社労士事務所でどのような仕事をしているのか、 一般的な社会保険労務士事務所の日常的な仕事を、時間配分の大きい順に、大きく次の5つに分類整理してみました。 1.専門業務(労働社会保険諸法令を遵守した適正な人事労務や給与…

社会保険労務士の実像

これは確かな根拠がある大変衝撃的な事実ですが、社会保険労務士は、弁護士や公認会計士と同様に、年収(報酬額)3千万円以上の安定継続収入が可能な国家資格です。 しかし、大変多くの社会保険労務士が、残念ながら「開業準備の全体像」と「社労士の業務」…

社会保険労務士の使命と存在意義

社会保険労務士法には「社労士の使命」という条文がありませんが、 社会保険労務士法第一条(目的)と前回の「社会保険労務士の本質」から、 社会保険労務士は、専門知識である労働社会保険諸法令を遵守して、企業における人事労務の適正な実現を図ることを…

社会保険労務士の本質

厚生労働大臣が毎年行う社会保険労務士試験(社会保険労務士法第十条第一項)は、実質的に詳細な労働社会保険諸法令の試験ですので、多くの社会保険労務士試験合格者の方が「社労士とは労働社会保険諸法令の専門家だ」と考えていると思います。 その考えは、…

労働社会保険諸法令の全体像

社会保険労務士試験の内容であって社労士の専門知識である労働社会保険諸法令(社会保険労務士法第二条第一号)は、その全体像を整理しますと、 企業において、人事労務を規制する「労働契約」「労働基準」「安全衛生」等を規定する法令であると共に、給与計…

社会保険労務士の業務

社会保険労務士の業務、即ち、社会保険労務士の仕事は、社会保険労務士制度創設以来、今まで55年間も曖昧なままにされてきましたが、次のように明確になったと思います。 社会保険労務士の業務は、企業において、主に労働社会保険諸法令を遵守した適正な「…

社会保険労務士独立開業の現実

社会保険労務士は、弁護士や公認会計士と同様に、年収(報酬額)3千万円以上の「安定継続収入」が可能な国家資格です。(確かな根拠は別途説明) このため、社会保険労務士の国家資格を取得して独立開業を目指したい、と思う方は多いと思います。 しかし、…