社会保険労務士試験は、労働基準法をはじめとする労働社会保険諸法令について、択一式(70問350題70点満点)と選択式(8問40題40点満点)の問題が出題されます。
注)試験科目その他社労士試験についての詳細は、社会保険労務士試験オフィシャルサイトを参照してください。
社会保険労務士試験は、マークシート方式の試験で論述形式の試験ではありませんので、社会保険労務士試験は文章(あなたの考え)を分かり易く論理的に展開する表現力を要求していません。
しかし、これは、社会保険労務士の実務では文章を分かり易く論理的に展開する表現力は不要だ、ということを意味しているのではありません。
当然に、社会保険労務士の実務では文章を分かり易く論理的に展開する表現力が要求されますのでご注意ください。
社会保険労務士試験の択一式とは5肢択一形式、選択式とは選択穴埋め形式の試験で、論述形式の試験ではありませんので、社労士試験は、運に左右される試験で実力だけが頼りの試験ではないという特徴があります。
このため、確率はわずかですが、運が良ければ6か月の受験勉強で合格する人もいれば、運が悪ければ10年頑張っても合格できない人もいる試験です。
しかし、わずかな確率の運には頼らず、80~90%の確率で実力を身に着けて合格したいのであれば、1万時間(3年間)の受験勉強が必要だと思います。
多くの社会保険労務士受験生を集めて儲けたいがために、論述形式の試験ではありませんし、優秀なあなたなら「1年に満たない短期間で簡単に合格できる」または「そのような印象を与える甘い言葉」で広告宣伝する予備校には騙されないようご注意ください。
社会保険労務士試験は、私の経験に基づく主観ですが、
(1) 受験用テキストや過去問等に掲載されている「既知の問題」が全体の6~7割程度出題されます。
(2) 受験用テキストや過去問等には掲載されていない「未知の問題」が全体の3~4割程度出題されます。
そして、社会保険労務士試験の合格基準点は、総得点と科目別基準点で、それぞれ概ね65%以上が合格最低点です。
このため、社会保険労務士試験は、受験用テキストや過去10年分の過去問等をまんべんなくしっかりマスターすれば、総得点での合格最低点はほぼクリアできるようになります。
しかし、毎年、総得点で高得点を獲得しているのに、科目別基準点が1点不足して社労士試験に不合格になる者が多数存在します。
その原因は、本番の社会保険労務士試験では、特定の「未知の問題」1問で正解しないと科目別基準点に1点不足するようになっているからです。
つまり、受験用テキストや過去10年分の過去問等をまんべんなくしっかりマスターしても、それだけで合格できる確率は20~25%(4~5つの未知の選択肢の中からあなたが正解を選択する確率)程度だということです。
それならば、この特定の「未知の問題」1問で正解するには、・・・
この続きは、ウエブサイト「社会保険労務士/社労士とは定義」を参照してください。
社会保険労務士や社労士受験生のご健闘をお祈り申し上げます。
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