社会保険労務士試験の特徴は、テキストや過去問等には全く掲載されていない、特定の「未知の問題」1問に正解しないと合格できない試験だ、ということにあると思います。
しかし、テキストや過去問等は何度も繰り返して、ほぼ完全にマスターしたうえで、
さらに特定の「未知の問題」1問に正解しなければならないところに、社労士試験の難しさがあるのだと思います。
もっとも、社会保険労務士試験は全問マークシート形式の試験ですので、社会保険労務士試験は運に左右される試験だ、とも言えます。
また、社会保険労務士試験については、多くの「誤った情報」がネット検索で上位に表示されるため、その「誤った情報」が世間一般に浸透していますのでご注意ください。
特に酷いと思う「誤った情報」は、必要な「受験勉強の時間」に関する情報です。
ネット検索でキーワードに「社労士 受験勉強の時間」と入力して検索してみますと、多くの予備校から「一千時間程度で合格できる」という「誤った情報」が発信されており、それが検索結果の上位に表示されます。
何しろ多くの予備校が同じようなことを言っているのですから、これを見て「これなら私でも合格できるだろう」と思ってしまい、社労士の受験勉強を始める方が多いと思います。
しかし、これは、予備校が多くの受験生を集めて儲けるための「誤った情報」ですので、騙されないよう十分ご注意ください。
なぜなら、私は約12000時間(4年間)の受験勉強でようやく合格しましたし、私が知っている合格者の方は、その多くの方が私と同様に3~4年の受験勉強をしているからです。
さらに、なぜ「誤った情報」だと断定できるのかと言いますと、それは一千時間の根拠(内訳)がほとんど示されておらず、どれも何の根拠もない情報だからです。
何の根拠もないこのような甘い情報を信じてすぐ鵜呑みにしてしまうのは、私たちにも大いに問題がありますので、
私たちは、何の根拠もない甘い情報に騙されないよう、確かな根拠をいつでも確認するとともに、自分の頭で合格するための戦略をしっかり考えなければならないと思います。
社会保険労務士試験の真実について、もっと詳しく知りたい方は、
ウエブサイト「社会保険労務士/社務士定義」を参照してください。
社会保険労務士や社労士受験生の方のご健闘をお祈り申し上げます。
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