社労士開業失敗の反省から学んだこと

社労士とは何か、定義、開業成功社労士の業務、起業とは何か、開業準備の全体像、顧問先を着実に開拓できる仕組み、他

開業成功社労士事務所での実務経験

 社会保険労務士の実務は、労働社会保険諸法令(試験科目)を遵守した、企業における適正な人事労務や給与計算、労働社会保険の届出、就業規則の作成、という業務が主なものですが、

 ほとんどの社労士試験合格者は、その業務の専門知識を保有していません。

 それなのに、社会保険労務士法等によりますと、実務経験がなくても連合会の事務指定講習を受講すれば、社会保険労務士試験合格者は社会保険労務士になれる、とされています。

 しかし実際には、連合会の事務指定講習は実務経験に代わるものにはなっていませんし、

 最低2年以上の実務経験がなければ、法令の知識があるだけで、適正な実務が全くできない社会保険労務士になってしまうのが実情です。

 また、人事労務や給与計算等には年に1回しか実務経験ができないイベントがありますので、最低2年以上の実務経験を積まないと、適正な実務ができるようにはならないだろう、ということでもあります。

 このため、2年以上の実務経験がない社会保険労務士試験合格者の方は、試験合格後、最低2年以上の実務経験が絶対に必要になりますのでご注意ください。

 先ずは、給与計算や労務相談(労働契約、労働基準、安全衛生、労働判例、事例)、労働社会保険の届出、就業規則の作成、等という業務の専門知識を整備したうえで、

 本物の開業成功社労士事務所に就職し、最低2年以上の実務経験を積んで、

 法令を遵守した適正な給与計算の結果検証や労務相談、労働社会保険の届出、就業規則の作成、等ができるようになってください。

 特に、開業成功するためには、顧問契約(労務相談、労働社会保険の届出等)と併せて給与計算代行も受託しなければなりませんので、

 就業規則の作成等は後回しにしたとしても、最低でも、法令を遵守した適正な給与計算の結果検証や労務相談、労働社会保険の届出は、自信と責任を持ってできるようにならなければなりません。

 そのためには、業務の専門知識を整備したうえで、最低2年以上の実務経験による実践を何回も繰り返さなければ、

 決して法令を遵守した適正な給与計算の結果検証や労務相談、労働社会保険の届出、就業規則の作成、等ができるようにはなりませんのでご注意ください。

 社会保険労務士とは何か、社労士の本質や社会保険労務士試験、社労士開業について「正しい情報」や「真実」をもっと詳しく知りたい方は、

 ウエブサイト「社会保険労務士/社労士定義」を参照してください。

 今後の方針と適切な計画検討に、きっとお役立ていただけると思います。

 社会保険労務士や社労士受験生の方のご健闘をお祈り申し上げます。

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