社労士開業失敗の反省から学んだこと

社労士とは何か、定義、開業成功社労士の業務、起業とは何か、開業準備の全体像、顧問先を着実に開拓できる仕組み、他

開業成功社労士Web抽出法

 インターネット上には膨大な数の社労士事務所のWebサイトが存在しますが、この中から開業成功社労士のWebサイトだけを抽出できれば、

 開業成功社労士の取扱業務は、現状を調査分析できるはずです。

 そして「社労士の業務」は、社労士法第二条に規定されていますが、極めて複雑なうえに曖昧な条文ですので、ほとんど誰も理解できないのが実情だと思います。

 しかし、開業成功社労士の取扱業務が解明できれば、それこそ「社労士の業務」の真実になるのだと思います。

 そこで今回は、開業成功社労士のWebサイトだけを、インターネットから抽出する方法を解説することにしました。

 開業失敗社労士は、顧問先をほとんど開拓できませんので、経済的に事務所スタッフを雇用する余裕がほとんどありませんが、

 開業成功社労士は、遅かれ早かれ多くの顧問先を開拓して一人では仕事ができなくなるため、多くの事務所スタッフを雇用しているのが実情です。

 このため、事務所スタッフの人数が三人以上の社労士事務所は、もうほぼ間違いなく開業成功社労士のWebサイトだろうと推定できると思います。

 しかし、これだけではまだ開業成功判断の正確性に若干の不安が残りますので、念のためさらにWebサイトで社労士事務所の様子も観察し、

 開業成功を迷わず確信できるときだけ、開業成功社労士のWebサイトとし、

 開業成功の判断に少しでも迷う場合は、開業成功社労士のWebサイトではないものとすれば、確実に開業成功社労士のWebサイトだけを抽出できると思います。

 従って、事務所スタッフの人数が三人以上の社労士事務所をインターネットで検索し、併せて社労士事務所の様子も観察すれば、

 開業成功社労士のWebサイトだけを抽出できることになります。

 このため、開業成功社労士の取扱業務は、現状を調査分析できることになります。

 これによって、社労士法第二条は理解できなくても、誰でも「社労士の業務」の真実はきちんと解明できることになります。

 開業成功社労士のWebサイト抽出と取扱業務の調査分析は、誰でも容易にできますので皆さんも是非ご確認ください。

 社会保険労務士の本質にこだわりたい方は、

 ウエブサイト「社会保険労務士/社労士とは定義」を参照してください。

 社会保険労務士や社労士受験生の方のご健闘をお祈り申し上げます。

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社労士法第二条(社労士の業務)要約

 大変複雑なうえに曖昧な社労士法第二条(社労士の業務)は、ほとんど誰も理解できないためか、その全体を要約したものを私は見たことがありません。

 そこで、理解はできなくても最大限分かり易く、以下に全体を要約してみました。

 社会保険労務士は、次の<<第一号>>から<<第三号>>の業務を行う。

<<第一号>>
 1.労働社会保険諸法令に基づいて行政機関等への申請書等を作成し、その提出手続を代わって行う業務(一 一の二)
 2.労働社会保険諸法令に基づく申請等に係る行政機関等の調査処分に対し、主張陳述を代理する業務(事務代理:一の三)
 3.裁判外の紛争解決手続で、紛争当事者(経営者または従業員)の相談に応じる業務、紛争当事者の代理人になって紛争の和解交渉を行う業務、紛争の和解合意契約を締結する業務、ただし、紛争目的価額が120万円を超える場合は、弁護士と共同受任(特定社会保険労務士資格保有者限定業務:一の四 一の五 一の六 第2項 第3項)

<<第二号>>
 労働社会保険諸法令に基づく帳簿書類(申請書等を除く)を作成する業務(二)

<<第三号>>
 労務管理その他労働社会保険に関する事項について、相談に応じ又は指導する業務(三)

 ただし、<<第一号>>から<<第三号>>の業務に、他の法律において制限されている業務、療養の給付及びその給付費用を請求する業務、は含まれない(第4項)

<<その他>>
 裁判所に弁護士とともに補佐人として出頭し、弁護士または紛争当事者に代わって、労務管理その他労働社会保険に関する事項について陳述をする業務
(第二条の二)

 以上が、社労士法第二条(社労士の業務)の全体要約です。

 ただし、社会保険労務士の業務には法定業務だけではなく、法定外に開業成功の鍵となる極めて重要な業務が存在することにご注意ください。

 例えば「給与計算の代行」や「助成金の申請代行」等です。

 もっと詳しく知りたい方は、

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どうすれば売れるのか

 先週は、私の終活に伴う高齢者施設への引っ越しがあったのですが、予想もできないトラブルの連続で、約束の今日のテーマを書けませんでした。

 期待して待っていてくれた方もいたようですので、謹んでお詫び申し上げます。

 さて、先ずは先々週の復習になりますが、

 商品に社会的なニーズが全く無い場合や商品の品質が悪い場合は、売れなくて当然ですが、

 社会的に強いニーズがあって品質も良い商品なのに売れない場合が多々ある、ということを思い出してください。

 商品が売れるためには、

 先ず「売る人」が、信頼できて好感が持てる人でなければ売れませんし、

 その上で「商品の売り方」が、適切な「広告宣伝と営業の仕方」でなければ売れません、ということでした。

 ここでは「売る人」の問題はちょっと置いといて、適切な「商品の売り方」について、どうすれば売れるのか、そのポイントを概説しますと、

 先ず、商品を今すぐ強く必要としている人を顧客ターゲットとして広告宣伝しなければなりません。

 そして、その顧客ターゲットの悩みや問題を解決または改善する商品の特徴や優位性を、その顧客ターゲットにきちんと明確に説明し、

 1)購入するとどのようなベネフィットがあって、どのような快感が得られるのか、

 2)購入しないとどのようなデメリットがあって、どのような不快感が避けられないのか、

を顧客ターゲットにリアルに想像させてあげると、

 顧客ターゲットは自ら商品を買いたい気持ちが強くなって、商品が売れるのです。

 

 以上は、適切な「商品の売り方」の全体像を示したものですが、先ずは全体像をしっかりと押さえてから、それぞれの詳細論を攻略していきましょう。

 社会保険労務士の場合、どうすれば顧問先を開拓できるのか、さらに詳しく知りたい方は、

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なぜ売れないのか

 中小企業庁の「倒産状況」の中の「原因別倒産状況」によりますと、

 中小企業が倒産する原因は、昔からその大部分(約7割)が「販売不振」だそうです。

 つまり、大変多くの中小企業が、商品が売れないために倒産に追い込まれているのが現実です。

 これを、社会保険労務士の場合に当てはめて言いますと、大変多くの社会保険労務士が顧問先を開拓できずに廃業に追い込まれているのが現実です。

 そして、商品が売れない原因には、一般に次の3つのケースがあると思います。

 1つ目は、そもそも社会的に商品のニーズが無いケースです。

 2つ目は、社会的に商品への強いニーズがあるのに、商品の品質が悪くて売れないケースです。

 3つ目は、社会的に商品への強いニーズがあって、良い品質の商品であるにもかかわらず商品が売れないケースです。

 1つ目と2つ目は売れなくて当然ですので、問題はこの3つ目のケースの場合です。

 この3つ目のケースの場合、なぜ商品が売れないのかを考えますと、その原因は、大きく次の2つがあると考えられます。

 1つ目は、「売る人」に問題がある場合で、顧客が「売る人」を信頼できない場合や好感が持てない場合です。

 2つ目は、「商品の売り方」が悪い場合です。

 ここで「商品の売り方」と言いますと、大変多くの方が「営業の仕方」のことだと考えてしまいますが、

 「商品の売り方」とは、勿論「営業の仕方」もありますが、それだけではなくその前に「広告宣伝(集客)の仕方」もあることにご注意ください。

 つまり、商品が売れるためには、適切な「広告宣伝と営業の仕方」が絶対必要なのです。

 多くの中小企業はこれを知らずに、自社の良い商品が売れないのは、営業だけの問題だと決めつけてしまうから倒産するのです。

 勿論、営業だけの問題の場合もありますが、実際は「広告宣伝の仕方」に問題がある場合が往々にしてあることに注意が必要です。

 では、適切な「広告宣伝と営業の仕方」とはどのようなものなのか、

 つまり「どうすれば売れるのか」については、来週にしたいと思います。

 社会保険労務士の場合、どうすれば顧問先を開拓できるのか、をもっと早くすぐにでも知りたい方は、

 ウエブサイト「社会保険労務士/社務士とは定義」を参照してください。

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社労士試験合格後から開業までの流れ

 今日は、社労士受験生にとってドキドキの社労士試験合格発表日ですね。

 結果は概ね分かっていると思いますが、発表を見るまではどうしても落ち着きません。

 今回は、社労士試験にめでたく合格し、開業を考えている方のために、社労士試験合格後から開業までの流れを、簡単に整理してみました。

 1.先ず、ウエブサイト「社会保険労務士/社労士とは定義」から、社会保険労務士の本質に関する正しい情報を収集する。

 2.絶対に開業成功を実現する強い「決意」と重い責任を負う「覚悟」を決める。

 3.社会保険労務士事務所「開業計画書」を策定する。

 4.必須知識の整備をする。

  (1)専門(商品)知識の整備
     イ)労働社会保険諸法令を中心とした法令の専門知識整備
     ロ)給与計算を中心とした人事労務(業務)の専門知識整備

  (2)専門外基礎知識の整備
     イ)ジェネラリスト(総合職)としての本質的な基礎知識整備
     ロ)法令の専門家としての基礎知識整備

 ただし、ここで「基礎知識」とは、概要や全体像、原理原則の知識のことを言い、「専門知識」とは、概要や全体像、原理原則の知識に加えて、例外を含めた詳細な知識のことを言います。

 5.2年以上の実務経験(必須)
   理由:給与計算の「結果検証」は2年以上の実務経験なしではできないため

 6.開業準備作業:「顧問先を着実に開拓できる仕組み」を設計し、具体的に創り上げる。

 7.連合会の社会保険労務士名簿に登録

 8.税務署に「個人事業の開業届」提出

 9.祝!社会保険労務士開業!(3ヵ月以内に顧問先獲得!)

 社会保険労務士の本質に関する正しい情報を、もっと詳しく知りたい方は、

 ウエブサイト「社会保険労務士/社労士とは定義」を参照してください。

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開業の基礎

 社会保険労務士試験の合格発表がいよいよ来週に近づいてきましたので、先ずは社労士の開業について、厳しい現実の話をしておきたいと思います。

 これは、弁護士や公認会計士の場合でも同じだと思いますが、独立開業の現実は極めて難しいもので、誰でもできるものではない、ということを知っておいてください。

 なぜ「極めて難しい」のかと言いますと、

 一般に、ビジネスの開業成功を実現するためには、

 1)ジェネラリストとして弱点がないバランスが取れた「5つの総合力」
 2)強いニーズがあって自信が持てる「良い商品」
 3)着実に継続的に「商品が売れる仕組み」

の3つが絶対必要なのですが、

 この3つを、具体的にきちんと開業準備するのが「極めて難しい」からなのです。

 ほとんどの社会保険労務士は、起業の経験がないと思いますが、

 起業の経験がない人は、強いニーズがあって自信が持てる「良い商品」を手に入れますと、

 もうこれで、自分は間違いなく開業成功できると考えてしまいます。

 しかし、現実は、そんなに甘くないのです。

 前述の「5つの総合力」を整備したうえで「商品が売れる仕組み」も具体的にきちんと開業準備できなければ、その「良い商品」は全く売れないのが厳しい現実なのです。

 ここで「5つの総合力」とは、社労士事務所の経営者、広告宣伝担当者、IT担当者、営業担当者、経理担当者として、弱点がないバランスが取れた本質的な基礎知識(原理原則の知識)を整備した総合力、という意味です。

 どんなビジネスであっても、着実に継続的に商品が売れなければ、そのビジネスは継続できませんが、

 この「5つの総合力」が不足していますと、そもそも着実に継続的に「商品が売れる仕組み」を設計できず、社会保険労務士は顧問先を全く開拓できなくなるのです。

 このため、ほとんどの社会保険労務士は、開業失敗に終わるのです。

 ではどうすれば開業成功できるのか、社会保険労務士の開業について、もっと詳しく知りたい方は、

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社労士試験「合格の秘訣」

 社会保険労務士試験は、一発合格を目指して、1年間の受験勉強で合格するつもりで勉強すべきだ、と言われていると思いますが、

 私の場合、社会保険労務士試験は4回目の受験でようやく合格しましたし、実際は、3回目か4回目で合格する方が多いように思います。

 しかし、この「合格の秘訣」を予め知っていれば、社会保険労務士試験は1回目か2回目の受験で合格できる可能性が、ぐんと高くなると思いますのでご期待ください。

 これは、私の経験に基づく主観ですが、

 社会保険労務士試験は、1年間(約3千時間の受験勉強)で次の受験勉強をすれば、80%程度の確率で合格できるだろうと思います。

 1.テキスト熟読(4周)
 2.横断整理テキスト熟読(2周)
 3.10年分択一式過去問(4周)
 4.予備校の法改正講座と白書対策講座
 5.市販の選択式予想問題集(2周)
 6.出題可能性が高い「未知の問題」だけが整理された
   市販の択一式予想問題集(2周)

 ただし、私の経験によりますと、初めての受験なのであれば、1年間(約3千時間)の受験勉強でできるのは、このうち1~4までで精一杯だろう思います。

 それでも運が良ければ、20~25%程度の確率で一発合格は可能だと思います。

 そこで、一発合格できる確率が20~25%程度になる理由を説明しますと

 本番の社会保険労務士試験では、1~4のテキストや過去問等には掲載されていない「未知の問題」が、試験問題全体の3~4割程度出題されます。

 しかし、1~4のテキストや過去問等をしっかりマスターすれば、総得点で合格最低点の65%程度は獲得できるはずです。

 ところが、社会保険労務士試験は、「未知の問題」のうち特定の1問に正解しないと大抵合格できない仕組みになっていますので、

 特定の「未知の問題」1問に正解する確率は、4~5肢の選択肢の中から正解を選択する確率になるため、一発合格できる確率は20~25%程度ということになるのです。

 しかし、これでは心もとないので、この合格できる確率を80%程度に引き上げるには、

 1年目の受験勉強の時間を頑張って3千5百時間程度に増やして1~6までを消化し、一発合格を目指すか、

 2年目以降、1年間の受験勉強の時間を3千時間程度のままで1~6までをやらなければならないし、2年目以降は勉強がスピードアップしますのでそれができる、というのが私の考えです。

 もちろん、5~6をやっても、予想問題がズバリ的中することは、ほとんど期待できないと思いますが、

 「未知の問題」に対して「何が正しいのか」「何が重要なのか」「なぜか」を論理的によく考える思考力・判断力が鍛えられて、その結果合格できるのだろうと思います。

 私の知る限りにおいては、5~6をやっても合格できない方は少ないように思います。

 社会保険労務士試験の「特徴」や「合格の秘訣」等について、もっと詳しく知りたい方は、

 ウエブサイト「社会保険労務士/社労士とは定義」を参照してください。

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