中小企業庁の「倒産状況」の中の「原因別倒産状況」によりますと、
中小企業が倒産する原因は、昔からその大部分(約7割)が「販売不振」だそうです。
つまり、大変多くの中小企業が、商品が売れないために倒産に追い込まれているのが現実です。
これを、社会保険労務士の場合に当てはめて言いますと、大変多くの社会保険労務士が顧問先を開拓できずに廃業に追い込まれているのが現実です。
そして、商品が売れない原因には、一般に次の3つのケースがあると思います。
1つ目は、そもそも社会的に商品のニーズが無いケースです。
2つ目は、社会的に商品への強いニーズがあるのに、商品の品質が悪くて売れないケースです。
3つ目は、社会的に商品への強いニーズがあって、良い品質の商品であるにもかかわらず商品が売れないケースです。
1つ目と2つ目は売れなくて当然ですので、問題はこの3つ目のケースの場合です。
この3つ目のケースの場合、なぜ商品が売れないのかを考えますと、その原因は、大きく次の2つがあると考えられます。
1つ目は、「売る人」に問題がある場合で、顧客が「売る人」を信頼できない場合や好感が持てない場合です。
2つ目は、「商品の売り方」が悪い場合です。
ここで「商品の売り方」と言いますと、大変多くの方が「営業の仕方」のことだと考えてしまいますが、
「商品の売り方」とは、勿論「営業の仕方」もありますが、それだけではなくその前に「広告宣伝(集客)の仕方」もあることにご注意ください。
つまり、商品が売れるためには、適切な「広告宣伝と営業の仕方」が絶対必要なのです。
多くの中小企業はこれを知らずに、自社の良い商品が売れないのは、営業だけの問題だと決めつけてしまうから倒産するのです。
勿論、営業だけの問題の場合もありますが、実際は「広告宣伝の仕方」に問題がある場合が往々にしてあることに注意が必要です。
では、適切な「広告宣伝と営業の仕方」とはどのようなものなのか、
つまり「どうすれば売れるのか」については、来週にしたいと思います。
社会保険労務士の場合、どうすれば顧問先を開拓できるのか、をもっと早くすぐにでも知りたい方は、
ウエブサイト「社会保険労務士/社務士とは定義」を参照してください。
社会保険労務士や社労士受験生の方のご健闘をお祈り申し上げます。
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