社会保険労務士の試験に限らず、多くの試験に共通して重要な「暗記」には、復習の多少によって「2種類の暗記」があると思います。
先ず1つは、復習を最小限にして効率的に合格する暗記で、合格後は知識をすぐ忘れてしまう「一時的な暗記」です。
もう1つは、復習を十分繰り返して知識を定着させる「暗記」で、合格後も知識をあまり忘れない「恒久的な暗記」です。
多くの社会保険労務士受験生は、最短最速で効率的に合格を目指す「一時的な暗記」をしていると思いますが、
社会保険労務士の試験合格後は、社会保険労務士の専門知識を活用応用して仕事(業務)をする気がない人を除いて、
当然に、復習を十分繰り返して、既存の知識を維持定着させる「恒久的な暗記」をしなければなりません。
それなのに、社会保険労務士の試験合格後は、
法改正や実務に関する最新情報の収集は一生懸命やるけれど、既存の専門知識を維持定着させるための「復習」をやらなくなってしまう社労士の方が意外と多いように思います。
しかし、社会保険労務士の法令と実務に関する専門知識は、もう「恒久的な暗記」ができたと思ったとしても、復習の頻度を減らしてさらに既存の知識を維持定着させるための「復習」を継続することをお薦めします。
なぜなら、社会保険労務士の法令と実務に関する専門知識は極めて膨大ですので、既存の知識を維持定着させるための「復習」をやらなくなったら、遅かれ早かれ失われてしまうからです。
社会保険労務士の法令と実務に関する専門知識は、専門分野を絞って整理することも必要ですが、1度失われてしまうと、何しろボリュームがありますので、再び取り戻すのは大変です。
一流の社会保険労務士になりたいのであれば、最新情報の収集だけではなく、既存の知識を維持定着させるための「復習」の重要性を認識し、
あなたが社会保険労務士である限り、復習をやり続けるようにしましょう。
社会保険労務士の真実について、もっと詳しく知りたい方は、
ウエブサイト「社会保険労務士/社務士定義」を参照してください。
社会保険労務士や社労士受験生の方のご健闘をお祈り申し上げます。
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